農藝祭

かつて農民たちが農作業の合間の

娯楽や五穀豊穣の祈りを込めて

創り上げた農村歌舞伎のように

現代の私たちも日常生活の中にある

芸術をもっと感じて楽しむこと。

 

また人とのつながりや家族の笑顔

さらには世界平和に想いを寄せる

人とを出演者、観客との垣根なく

創り上げることをテーマに

 

2020年11月3日

高松市屋島 「四国村農村 歌舞伎舞台」

2021年11月3日

瀬戸大橋記念公園 「マリンドーム」

2022年11月3日

観音寺市の寺院 「神恵院 観音寺」

にて農藝祭を開催してきました。

  

 

今年 2023年11月3日は

多度津町にある「海岸寺」

にて開催いたします

※11:00よりマルシェ・13:00より演目開始予定

 

皆さまと共に感謝や喜びをもって芸術を

楽しむハレノヒを創造してゆけましたら幸いです。

農藝祭実行委員会

  

  

  

STORY

ある朝、四国村・農村歌舞伎の舞台をみた瞬間

この茅葺屋根のたたずまいが宮沢賢治の世界と繋がった。

 

  宮沢賢治の「雨ニモマケズ」

 

この絵本の中に描かれていた

茅葺屋根の絵と舞台とがリンクして

気がつけば体は勝手に動き踊りだしていた。

 

まだ朝の早い時間だったので

まさか誰もいないだろうと

高を括っていたのだが

見事にその期待は裏切られた。

 

なんと踊っているその場に朝の清掃に

訪れたスタッフさんがやってきた。

 

しばらく様子を伺っているようだったが踊り

終えるとこちらに向かって歩き出した・・・

これは注意されるかなと思いながらも

お話してみるとそのひとは涙を浮かべながら

  

「あまりにも踊りが素晴らしかったから

このまま帰してはいけない」

 

と上司のかたを呼びに姿を

消してしまったのだ。

 

そこからは、あれよあれよという間に

話が進み気がつけば「農藝祭」が

開催されることになった。

 

 

11月3日 開催理由

丁度、稲刈りも終わり一息つくころ。

「自由と平和を愛し、文化をすすめる」

ことを趣旨とした国民の祝日

文化の日でもあります。

 

それだけではありません。

この日を選んだいちばんの理由は

『雨ニモマケズ』は作品として

書かれたものではく

宮沢賢治が黒い革の手帳に

(昭和6年だろうと言われてます。)

  

11月3日に書き残していたメモが

死後に見つかり活字になりました。

当初は『十一月三日』と日付の

題名で発表されました。

宮沢賢治が結核療養中に

書き残したメモなので作品

というよりも本人の祈り

ではないかと言われてます。



 メモの最後のページには日蓮上人の

曼荼羅が書かれてました。

宮沢賢治にとって「法華経」の

実践行動することがなにより

大事であり作中の東西南北に

「行って」がまさにそれを

意味する大事な言葉なのだそうです。

※『雨ニモマケズ』三起商行出版 参考

 

こんな奇跡のようなご縁で繋がった

この空間と時間を宮沢賢治の

祈りとともにみなさんと共有し

楽しむことができたらと

心から願うばかりです。

〜 いのちのまつらい 〜

江戸時代

農民が仕事の合間に

歌舞伎を演じて楽しんだという

小豆島から移築してきた

農村歌舞伎の舞台で

音楽や舞を捧げます

 

五穀豊穣 助け合い

世界平和や家族の笑顔

そんな幸せな空間や人との関わり

安らぎがテーマの小さな集まりです

協賛

2021年11月3日に行われる、マリンドーム農藝祭にご協賛いただきました、企業・団体皆さま。 「みん...

出店

●出店  お食事、アクセサリー、小物や足袋など、多くのお店が出店いたします。   ※新型コロナウィル...

タイムテーブル & 出演

●タイムテーブル  11/3(水) 当日のタイムテーブルになります。    ● 出演者ご紹介  音楽...